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世古恪太郎延世かくたろうのぶつぐ(1824-1876)略伝

江戸後期の勤王家。文政7年(1824)、松坂西町の富豪黒部屋に生まれる。足代弘訓や斎藤拙堂に学び、弘化2年(1845)には上京して三条実万に面会。以後しばしば公家や諸国志士と交わるが、安政大獄で江戸送りとなり、病囚を入れる浅草の溜で想像を絶する「地獄」を体験した。
 その後、文久2年(1862)、三条実美に召され再び国事に奔走。宮内権大丞に任ぜられ、古社寺の保存法を立案する。明治9年(1876)東京で病没、享年53。青山墓地に葬る。
著作に、尊攘派列伝たる『唱義聞見録』、捕縛寸前までを記録した『銘肝録』、捕縛・入牢体験を綴った『地獄物語』『東行日記』などがある。

地獄物語の登場人物一覧
名古屋大学附属図書館?電子展示「地獄物語」の世界