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江島其碩
江島其磧 (えじまきせき) 1666-1735
西鶴以後の浮世草子界の第一人者で、むしろ西鶴以上に同時代および後世に大きな影響を与えた。京の富裕な餅屋の4代目主人でもある。本名は村瀬権之丞。34歳のときに、当時の有力な版元であった八文字屋から刊行した役者評判記『役者口三味線』が成功をおさめたことに気をよくして、旺盛な執筆活動を展開する。しかし、八文字屋と利益配分をめぐり確執、対抗して自ら江島屋という本屋を興したが失敗した。
[其磧作の主な浮世草子]
・『けいせい色三味線』元禄十四年(1701) ・『傾城禁短気』宝永八年(1711) *今回展示
・『世間子息気質』正徳五年(1715) ・『世間娘気質』享保二年(1717) *今回展示
・『国姓爺明朝太平記』享保二年(1717) ・『武道近江八景』享保四年(1719)
・『浮世親仁形気』享保五年(1720) *今回展示・『頼朝鎌倉実記』享保十二年(1727)
・『世間手代気質』享保十五年(1730)