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田舎弁疑
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三ノ巻おく半絵

山家の炭売ちぎに懸りて

ゆびなどをさしてあらそふ

てい炭問やのてい

すみ俵もあり

そのカド門を乞食のいざり大釜

をかづき行てい

何も見合に御書可被下候
版元から出た反古で、一読、絵師に描いてもらう本の挿画の絵組について、おそらく作者が版元に指示した書面と思われる。そして、これに相当する挿画をもつ本が、たまたま名古屋大学に所蔵されていた。『鎌倉比事』が、それにあたる。