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名目鈔3
写本 大本8冊
(神宮皇学館文庫 210.09/Y)

名目鈔3
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洞院実X著の有職故実書。

@は近世初期、洛陽林和泉掾時元刊の流布刊本で、寛保3年(1743)に来田氏が、速水房常所持本に基づいて、朱書で校訂を書き入れた本。

いっぽう、Aは@の板木に入木(いれぎ)でもって一部改刻を施した、近世中期後印本で、速水房常による校訂本である。改刻漏れを来田氏が朱書で補っている。

Bは『名目鈔』の詳細な注釈書。速水房常自筆稿本を来田氏が書写した本。寛保2年(1742)速水氏元奥書あり。