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名古屋大学神宮皇学館文庫は、神宮御師であった来田家の旧蔵資料を中核としている。御師は全国に顧客(旦那場)を持ち、江戸時代になって急速に一般に広がった伊勢信仰の仲介役を果たした。彼らの活動は空間や階層を超えた広がりをもっており、その中から学問や文学の方面においても特異な活躍を見せる者もいた。来田家の人々はことに学芸に熱心で、その旧蔵資料は御師の活動を考える上で貴重な資料となっている。  ここに取り上げたのは、江戸時代中期の人、来田(藤原)有親(初名、親岑)が京都の有職故実家、速水房常に学んだことを跡付ける資料である。

@『名目鈔』(原題簽「禁中名目鈔」)

A『名目鈔』

B『官職名目鈔纂考』