公開に際して留意すべき事項
論文をオープンアクセスにする際には下記の点に注意する必要があります
- プライバシーに関わる内容を含んでいないか。含む場合は被験者等の本人から許諾があるか
- 盗用・剽窃等,著作権法または研究倫理上で問題がないか
- 出版社・学会・共著者等から許諾があるか
- 著者・共著者以外の者が著作権を有する図表,写真,データ,資料を含んでいないか。含む場合はこれらの著作権者から許諾があるか
- 研究を遂行するために学内外の機関・個人と契約した場合,その契約によって研究成果の公開手段が制約されていないか
- 特許・実用新案等の出願に関わる場合,論文公開がこれらの権利取得に影響がないか
- 研究成果を後日に出版(複数の論文をまとめたものや改訂を含む)する予定である場合,出版社から許諾があるか
よくある質問
出版後3年経つと,出版社サイトで無料公開になりますが別途オープンアクセスにする必要がありますか?
オープンアクセスポリシーは出版後即時のオープンアクセスを求めるものではありません。この場合は別途オープンアクセスにする必要はありません。必要はありませんが,論文の視認性をあげるために他の方法で早目にオープンアクセスにすることは良いかと思います。
オープンアクセスポリシーが制定される前に出した論文や名古屋大学に在籍する前の論文はオープンアクセスポリシーの対象ですか?
名古屋大学オープンアクセスポリシーの対象外です。ただし、著作者が希望すれば名古屋大学学術機関リポジトリに登録する等、オープンアクセスにすることができます。