名古屋大学附属図書館友の会

名古屋大学附属図書館友の会

〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学附属図書館内
E-Mail: libtomo☆t.mail.nagoya-u.ac.jp

・☆を@に置き換えてください
・2024年4月から新メールアドレスに変更。旧アドレスのtomo☆nul.nagoya-u.ac.jpは、2024年12月から停止します
・2024/8/10(土) ~8/18(日) 友の会事務局は休業します。(東海国立大学機構の夏季一斉休業期間のため)

 


目次

友の会のご紹介
友の会の活動情報 / 附属図書館の行事など
友の会へのご入会案内・継続手続き
友の会入会状況


■名古屋大学附属図書館友の会

  1. 友の会の目的 名古屋大学附属図書館における市民, 学生および図書館職員などの交流を軸に,図書館関連情報の提供,図書館の社会連携・貢献活動の支援などを目指します。
  2. 友の会の活動
    1. 会員への情報提供
      会のニュースなどの発行・配布
    2. 会員の交流
      会員の親交・情報交換を図る行事の企画と開催。
    3. 図書館が開催する各種行事への支援
      具体案は今後検討されます。

      ●活動の計画については,以上は暫定であり,今後会員により検討していきます。

  3. 会員・会費
会員区分 対 象 会 費
一般会員 市民,学生(高校生以下の生徒を除く),職員,図書館職員OB 2,000円
賛助会員 会の趣旨に賛同し,支援を行う個人,団体 1口10,000円
1口以上をお願いします。
準 会 員 名古屋大学の職員 なし
●会員資格の有効期間
7月(または入会された日から)翌年の6月末日まで。
入会は,何月からでも可能です。

4. 会員の特典

会員区分 特 典
一般会員 [1] 中央図書館利用証の交付(館外貸出可)を受けられます。 中央図書館に入館し,資料閲覧と複写サービス,研究用図書(1階・4階,5冊まで14日以内),学習用図書(3階,3冊まで14日以内)の館外貸出しが利用できます。 [2] 中央図書館で,学外への文献複写依頼が利用できます。 2階参考調査・相互利用カウンターで申し込めます。なお学外への図書の借用依頼はできません。 [3] 図書館広報誌等を,毎号贈呈します。 [4] 附属図書館の主催する企画展示会・講演会などにご招待します。 [5] 図書館出版物の値引きサービスを受けられます。 附属図書館が開催する特別展に,直接ご来場された友の会の会員のみなさまには,図録をお一人1部差し上げます。(展示会開催期間に限っての特典です。郵送には応じられません。)
賛助会員 個人は,一般会員と同じ。法人は,一般会員の特典のうち,[1]と[2]を除くすべて。
準 会 員 なし。

5. 会則


友の会の活動情報

    附属図書館友の会トークサロン「ふみよむゆふべ」は参加無料,事前の参加申込み不要です。会員以外の方も参加できます。

今後の予定


第49回  「王朝物語の黄昏 ─ 悲恋遁世譚(ひれん とんせいたん)とは何か」

 2024年9月2日(月)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 中島 泰貴 氏(岐阜工業高等専門学校教授)

 王朝遙かなりし中世に、理想化された「王朝」を仮構し続けた物語群があります。
 あからさまに『源氏物語』を意識し、また模倣して作り続けられたこれらの物語なのですが、なぜか光源氏の活躍する正編ではなく、その「光隠れ給ひにし後(匂宮)」の世界を一様に描き続けます。
 話型的に「悲恋遁世譚」と通称される、貴公子達がひたすら恋の現場から遁走していく物語の意味とその背景について考えてみたいと思います。

 


 

第48回までは、終了しました。


第48回  「男装の姫君の「幸福な結末」 ─『新蔵人物語』から考える女性の幸福論」

 2024年6月21日(金)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 江口 啓子 氏(豊田工業高等専門学校准教授)


  室町時代に作られた『新蔵人物語』絵巻には中流貴族の家に生まれた三姉妹の三者三様の生き様が描かれています。長女の大君は出家して尼になり、家族の死後の安楽を祈る生活を送ります。次女の中君は女房として出仕して帝の寵愛を得、子どもにも恵まれます。そして三女の三君は男装をし、男として出仕する道を選びました。男装の三君は「新蔵人」と呼ばれ、帝から姉の中君をもしのぐ寵愛を得ることになります。
 絵巻として作られ、画中詞(絵の中に書き込まれた登場人物の台詞)を持つ本作品を、女性の幸福についてどう描かれたかという観点から読み解いていきます。

第48回は、15名の参加があり、終了しました。

 


第47回  「混じりあう仏教説話画 ─ 淵之坊本善光寺如来絵伝の世界 ─」

 2019年10月4日(金)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 鷹巣 純 氏(愛知教育大学美術教育講座教授)

 善光寺の阿弥陀三尊像(善光寺如来)は、日本で最も知られた霊験仏のひとつです。
 この仏像が現代にいたるまで大変な人気を維持してきた背景には、既存の説話から「いいとこ取り」して作られた、巧妙な縁起説話の存在がありました。
 善光寺の宿坊・淵之坊が所蔵する善光寺如来絵伝は、そこからさらに「いいとこ取り」して作られた、善光寺如来説話の進化系です。
 淵之坊本善光寺如来絵伝を通して、絵画で説話を語るということについて考えてみましょう。

第47回は、24名の参加があり、終了しました。

 


第46回  「江戸時代の源氏絵について」

 2019年8月8日(木)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 高橋 亨 氏(名古屋大学名誉教授)

 江戸時代、ことに17世紀には『源氏物語』の絵画作品が多く作られた。
 絵巻としては、近年注目されている「幻の源氏物語絵巻」(盛安本)があり、土佐派や住吉派の画帖や、狩野派また岩佐又兵衛派の屏風絵などもある。
 4月に、ニューヨークのメトロポリタン美術館で大規模な源氏物語絵画展があり、コロンビア大学と共催の国際シンポジウムもあって私も参加した。
 それらの体験報告とともに、架蔵の源氏絵も紹介する。

第46回は、34名の参加があり、終了しました。

 

 


第45回  「ロマノフ家にこそ皇帝(ツァーリ)の資格あり -16世紀末ロシアの皇統断絶時に現れた諸文書を中心に」

 2019年2月18日(月)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 宮野 裕 氏(岐阜聖徳学園大学准教授)

 モスクワのリューリク家が16世紀末に断絶したロシアでは、15年の時を経て1613年にロマノフ家が帝位を受け継ぐことになった。
 しかし、この15年の間には、数々の人々が皇帝(ツァーリ)の位を狙い、実際に廃位と就位が繰り返された。旧皇帝家との血縁を持たない彼らは、自らの皇帝の位を正当化するために多くの策を打ったが、  なかでもそれぞれが帝位を正当化するプロパガンダ文書を作成し、民に示したことが知られる。最終的に帝位をその後長く保持することになるロマノフ家さえ、例外ではなかった。
 帝位継承の絶対的な正当性が存在しないなかで、彼らはどのように帝位を根拠づけたのか。伝来する数多くの文書を読み解きながら、当時のロシア社会についても考えたい。

第45回は,19名の参加があり,終了しました。

 

 


第44回  「日本の現代戯曲を読む -清水邦夫作品をめぐって」

 2018年11月26日(月)午後6時~7時30分 中央図書館2階OKB高木家文書資料館

語り: 杉 山 寛 行 氏(岐阜市立女子短期大学長)

 演劇という表現は、詩や小説、映画などに比べて「時代性」をより迅速に、より直接的に作品に取り込むことができます。しかしその基礎となる戯曲作品は、それ自体では自立せず、演出家を初めとする
 スタッフ、演技者、劇場空間などなどによって、総合的に具現化されます。それだけに一回性という大きな特徴も持っています。
 1960年代から1990年代にかけて、日本の現代演劇は大きくその姿を変えました。社会全体の変化に対応し、そのエネルギーを吸収し続けたからです。当時の戯曲群を読むとその痕跡を生き生きと読み取る
 ことができます。しかし同時に「一回性」であったことからくる時間の流れの中で抜け落ちていったもの、逆に異なった角度からの光が当たることによって、新たに浮かび上がってくるものもあります。
 今回は、1960年代から1990年代にかけて活躍した戯曲作家の一人、清水邦夫の作品を取り上げ、「読む」ことによってこうした「二重性」について考えてみたいと思います。

第44回は,28名の参加があり,終了しました。

 

 


 

第43回  「近世文人旗本の東西交信記録『飛檄』を読む」

 2018年9月6日(木)午後6時~7時30分 中央図書館2階OKB高木家文書資料館

語り: 篗田 将樹 助教(愛知淑徳大学)

 『飛檄(ひげき)』は、江戸時代中期の旗本で著述家、三橋成烈(みつはしなりてる、1726~1791)が、安永期(1772~1780)の大坂在番中に、江戸在住の親族朋友と交わした往復書簡集です。
 安永二年十月から翌三年六月までの書簡群と、安永七年八月から翌八年七月までの書簡群から成り、当時の武家知識人の日常生活や交友関係、典籍享受の実態を探る上で、貴重な発言を多く含んでいます。
 今回は、そこから選りすぐりの数通を取り上げて、成烈の人物像や文学観に触れ、こうした資料が今日に伝えられたことの意味についても考えたいと思います。

第43回は,25名の参加があり,終了しました。

 

 


第42回  「明治期・愛知県における流行歌謡小冊子の出版 ―岡崎・鳳仙堂の薄物唄本を中心に―」

 2018年3月6日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 浦部 幹資 講師(元愛知県図書館)

 江戸時代後期から明治末にかけて、木版、和綴で表紙に絵が描かれた10ページ程度の流行歌謡の小冊子が各地で数多く出版された。
 愛知県でも明治10年代後半から同様の小冊子が出版される。
 中でも岡崎の本屋鳳仙堂は明治20年頃から40年頃にかけて歌舞伎、講談などで良く知られた話、巷でおこった心中・殺人事件、日清・日露戦争などを題材に、400点近くのかぞえ唄やくどき節を出版した。
 鳳仙堂の唄本作りと頒布、人々の享受の仕方を探り、明治の民衆文化、書籍文化の一端を提示する。

第42回は,21名の参加があり,終了しました。

 


 

第41回  「郷土資料、郷土人資料のおもしろさについて ―思いもよらぬ発見が続々―」

 2017年11月6日(月)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 戸田 豊志 講師(半田市立図書館)

 公立図書館で最も重要な業務であるのが郷土資料、郷土人資料の収集と提供。田舎くさく、かたくるしい資料なのだが、関わってみると、なかなか面白いことが見つかる。
 地方の町の小さな歴史が、全国どころか世界ともつながっている場合もある。
 郷土史研究をしている利用者との話のなかで、知識を増やし、どんな資料を集め、それをいかに活用してゆくか。
 日々の仕事のなかで経験し、考えてきたことを、さまざまなエピソードを交えて話します。

第41回は,29名の参加があり,終了しました。

 

 

第40回  「西鶴が描く人間の〈虚実〉」

 2017年8月31日(木)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 堅田 陽子 講師(岐阜工業高等専門学校)

 井原西鶴は、「人は虚実の入物(いれもの)」という言葉をのこしました。西鶴の作品には、虚実の両面をあらわにする人たちが、数多く描かれています。
 「虚(嘘)」と「実(本当)」は一人のひとのなかに同居するものであり、どちらか一方のみを持つ者はいないという人間観は、西鶴にとって根本的なテーマであるようです。
 今回は数話をとりあげ、作品にほどこされた趣向について解説しながら、西鶴の人物描写を見ていきたいと思います。

第40回は,33名の参加があり,終了しました。

 

 

第39回  伊藤若冲『果蔬涅槃図』とその周辺 ―笑いの奥に潜むもの―

 2016年12月13日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 伊藤 信博 助教(国際言語文化研究科)

 生誕300年を記念し、日本全国で多くの伊藤若冲展が開催されています。  彼の色彩豊かな作品は多くの人を魅惑していますが、水墨の掛幅(縦181.7×横96.1cm)である京都国立博物館蔵「果蔬涅槃図」は、笑いの対象である戯画とされ、人気があまりない作品です。  しかしながら、この掛幅は伊藤若冲の思想を見事に表現する最晩年の作品です。  その「笑い」の奥に潜む、人間観、人生観を詳細に分析し、この作品の価値を再確認したいと考えています。

第39回は,40名の参加があり,終了しました。

 

 

第38回 『武功夜話』を読む ― 戦国軍記としての家伝記 ―

 2016年10月18日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 松浦 由起 教授(国立豊田工業高等専門学校)

 『武功夜話』は、愛知県江南市の吉田家(旧前野家)に伝わる家伝記で、織田信長、織田信雄、豊臣秀吉に仕えた前野家一族の古記録です。江戸時代には庄屋であった吉田家には、 庄屋文書のほか、種々の書簡、家系図、前野村由来記、日次記、歌集のほか、他所から借りて書写した本など、膨大な文書が伝わっています。『武功夜話』についても数種類あり、 代々の当主によって増補改訂がなされてきました。『武功夜話』の中の記述によれば、寛永期に、当時の吉田家当主、吉田雄■(かつかね)が書いたとされますが、幾種類もある 写本のすべてがそうであるとは考えられませんし、筆跡も異なります。『武功夜話』は、先祖の武功を語る一家の伝承が、「語られたもの」として、各時代を経て残っている稀有の 例でもあり、文化史的な価値も大きいと思われます。
 戦国期を題材とし、近世に成立した近世軍記は数百種類もあるにもかかわらず、『信長公記』『太閤記』以外は、あまり文学研究の対象とされてきませんでした。 『武功夜話』についても、史実かどうかばかりが議論され、文学作品としてはほとんど研究されていません。歴史家の間では、偽書説もあり、歴史史料の古記録として扱うには、 本格的な史料調査、史料批判もできていませんが、内容がおもしろいので、津本陽『下天は夢か』、遠藤周作『男の一生』などの歴史小説の種本となっています。
 今回は、『武功夜話』がどのような本かをお話しするとともに、その中の、おもしろい場面について紹介したいと思います。

※ ■は、「羽」の下に「隹」(PDFファイルでは正しく表記されています)

第38回は,43名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.271 部局ニュース p.20(掲載)

第37回 モノのふみをよむ -絵図と遺構で読む高木家陣屋-

 2015年10月20日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 溝口 正人 教授(名古屋市立大学大学院芸術工学研究科)

 建築は、衣・食・住、生活行為が展開される場として作られた建物に関する物質文化の一分野で、その歴史を扱うのが建築史です。様々な文献史料と合わせ読むことで、残された建物からはモノそのも のの歴史だけではなく、時代時代の生活・技術・社会制度・美的概念を読みとることができます。名大図書館に所蔵されている『高木家文書』には旗本高木家陣屋に関わる貴重な絵図や文書が多く納め られていて、近世から近代を生き抜いた旗本の生活の実態を知ることができます。  
 一方、国史跡高木家陣屋跡には江戸時代の建物の一部が残っていて、旗本の住まいを今日に伝えています。そこで現存遺構と『高木家文書』に残された絵図や文書から、旗本高木家陣屋の歴史の一端  を読み解きたいと思います。
 

 第37回は,36名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.271 部局ニュース p.20(掲載)

第36回 民俗映像の記録と活用 -奥三河、花祭の継承支援と地域連携の現場から-

 2015年7月7日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ビブリオサロン

語り: 佐々木 重洋 准教授(文学研究科)

 「テーホヘ、テホヘ」のかけ声とともに、巨大な鉞を手にした鬼が現われる場面が有名な花祭。そういえば毎年、11月頃かそのあたりに、新聞でそのような写真を目にしたことが ある、という方も多いかもしれません。古くは折口信夫、柳田国男、澁澤敬三などを次々と魅了し、民俗芸能界にあっては押しも押されぬビッグネームですが、いっぽうで、ガイ ドブックなどで「山間集落に伝わる奇祭」などと紹介されることもあるこのお祭り、皆さんはご存知でしょうか。
 この花祭が今、過疎化と高齢化によって継承の危機に直面しています。そこで現在、私は花祭保存会や奥三河地域の関係自治体、地域の方々と連携して、このお祭りの継承支援に 取り組んでいます。その際、正確な記録資料は継承に役立ちます。ただし、花祭のような「無形」のものと記録資料の関係は難しいところもあります。では、どのような資料を記録し、 それらをどのように活用すればよいのでしょうか?今回は、花祭の動画資料を中心に、資料の記録と活用を、花祭の未来をともに考え、これを継承していくための、さまざまな立場の アクター間の相互対話の起点として活かす方法についてお話しします。また、私たちが完成をめざしている「花祭デジタルアーカイヴス」構想についてもご紹介します。

第36回は,34名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.267 部局ニュース p.15(掲載)

第35回 「『エミール』の世界 ~その出版と教育への期待~」

 2015年3月24日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 山内 芳文氏(東日本国際大学特任教授・筑波大学名誉教授 元附属図書館長)

 ジャン・ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712-1778)は『人間不平等起源論』や『学問芸術論』、そして『社会契約論』によってあまりにもよく 知られた思想家で、またその著作『エミール』(Emile, 1762)は教育思想史に不滅の位置を占めています。 『エミール』はルソーがちょうど50才になってまもなく著した「小説」で、「エミール」という名の男子とその家庭教師である「私」を中心に、最終場面で 「エミール」の伴侶となる「ソフィー」という名の女性のほかは、登場人物は数名にしかすぎません。「または、教育について」(ou de l'éducation)という副題が付いています。
 この書物は刊行後まもなく、その自然宗教に関する叙述を理由に高等法院によって禁書となり、ルソー自身もやがてイギリスに亡命する羽目となりました。その草稿は3種類が確認 されていますが、オランダとフランスでの複雑な出版のあとには、『エミール』そのものには、本人による改訂などはいっさい行われませんでした。しかしながら、そのような事情に よって、かえって初版に偽版(海賊版)を生んだり、他者による再版にあたって校訂が加えられたりすることになったのではないかとも思われるのです。
 今回は、そのような『エミール』初版にまつわるいくつかの逸話、それに『エミール』のもっている教育思想史上の価値についての理解が中心になります。「どのような境遇に あっても自分の力で生き抜いてゆくことのできる人間」(homme)、そしてその「人間」が利己的でなく、道徳的な「市民」(citoyen)となるために、教育はどのような方 法を講じたらよいのか、関連する図像なども用いながら、『エミール』から抽き出した断片をつなぎ合わせて、現代にも通じるモチーフを読み取ってゆくことにしたいと思ってい ます。
  『エミール』の著者は「むすんで ひらいて」の作曲者に擬せられていますが、その一節が含まれている歌劇『村の占い師』の一節をBGMとしながら、春の夕べ、この偉大な思 想家の世界に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

第35回は,35名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.264 部局ニュース p.22(掲載)

 

第34回 「修復家による本の解剖学」

 2014年12月3日(水)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 岡本 幸治氏(製本家・書籍修復家)

本の修復をしていると様々な問題に直面します。革や紙がボロボロで強さが残っていない。 製本の方法が普通でなかったり、過去に不適切な修理が行われていて解決を複雑にしてい る場合があります。まず現状を記録して、過去の事例を調べ、文献を読み、他の分野の専 門家にも聞いたりします。そうして手を動かしながら良く考えて解決法を導き出します。 一回一回が新鮮で、経験を増すほどに分からないことも増えてきます。歴史を経た本がど のように作られているのか、様々な特徴を持った材料がどのように使われているのか、修 復の現場から見た歴史的な本の魅力、構造と材料についてお話ししたいと思います。また、 修復の過程で見えてくる興味深いお話しにも触れたいと思います。

第34回は,47名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.260 部局ニュース p.26(掲載)

 

第33回 「古地図で楽しむ今昔」

2014年10月7日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 溝口 常俊 名誉教授(元環境学研究科)

絵図をみて、地図を持って名古屋の町を歩いてみよう。名古屋をいかに語るか。東京、京都、大阪に比べて知名度が低く、素通りの大都市の感が否めない名古屋ではあるが、住めば都、小さな魅力がいっぱい 詰まっている。これぞ名古屋、という観光アピールはできないが、こうした小さな魅力の場所を1つでも2つでも知っていただければ幸いである。
名古屋400年の歴史で最も華やかだった尾張徳川家七代藩主宗春の時代(1730年代)の本町通りを「享元絵巻」を見て歩いてみよう。昭和区御器所、中村区日比津、中川区下之一色、ナゴヤ球場界隈なども取り上げます。

市販の地形図(5万分1か2万5千分の1)をお持ちになれば、「名古屋に開く魔法の折り紙」の折り方を伝授します。

第33回は,50名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.258 部局ニュース p.16(掲載)

 


第32回 「辞書を読む」

 2014年7月8日(火)午後6時~7時30分 中央図書館2階ディスカバリスクエア

語り: 町田 健 教授 (文学研究科)
辞書は、国語辞典のような、ある言語の単語の意味を同じ言語で説明するものと、英和辞典のような、ある言語の単語の意味を別の言語で説明するものがあります。どちらの種類の辞書であっても、単語の意味を知らない人が辞書を引いて調べて、説明に使われた言葉だけで、 その意味を完全に理解することは不可能です。なぜならば、単語の意味というのは、単語が表す事物や関係についての、画像や動画、音声、一般的な常識など、多様な種類の情報の総合体だからです。画像や動画を完全な形で言語に置き換えることはで きませんから、単語の意味を言語だけで説明することは本質的に不可能なのです。それでも、単語の意味を言語だけで、何とか理解してもらえるように説明しようとしているのが辞書というものなのです。絶対的に不可能な目標に、少しでも近づこうとして、辞書がどんな努力をしているのか、 あるいはしていないのか、それをこの講義でお話します。

第32回は,45名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.255 部局ニュース p.15(掲載)

 



第31回 「オックスフォードでタイの仏教装飾写本を読む」

 2014年3月4日(火)午後6時~7時30分 情報基盤センター4階演習室 ( 東山地区キャンパス案内図でC3②の建物)

語り: 畝部 俊也 准教授 (文学研究科)
釈尊の伝記を挿絵とする18世紀のタイ(シャム王国)の大型の仏教写本が英国オックスフォード大学のボードリアン図書館に19世紀の終わり頃から収められています。タイでは釈尊の伝記は主に寺院の壁画として描かれ、写本の挿絵とはならなかったようで、これが唯一の例外です。   この種の写本はその美麗さゆえ美術面の研究が先行し、含まれる文献の研究はようやく緒に就いたばかりです。クメール(カンボジア)文字・パーリ語で書かれた文献を読んでみますと、そこには日本でも大変人気のある「仏頂尊勝陀羅尼」の因縁譚に相当する物語が含まれていました。あまり知られていませんが、東南アジアの仏教にも日本の密教のような要素が含まれているのです。   「仏頂尊勝陀羅尼」本文のサンスクリット刊本は19世紀末にはじめてオックスフォード大学で出版されたのですが、これは実は日本の法隆寺に伝わるグプタ文字・サンスクリット語で書かれた写本に基づくものです。インドから日本に伝わった陀羅尼と、タイに伝わったその因縁譚とが遙かな時空を廻り、オックスフォードの地を縁として再び一つになろうとしているように感じられます。  日本、タイのみならず、各国に伝わった様々な「仏頂尊勝陀羅尼」にも触れながら、この写本をめぐるあれこれについてお話しします。

第31回は,21名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.251 部局ニュース p.34(掲載)

 


第30回 「「余輩とは吾輩のことかと猫が言い」:漱石の本の話」

 2013年11月12日(火)午後6時~7時30分 情報基盤センター4階演習室 ( 東山地区キャンパス案内図でC3②の建物)

語り: 髙野 彰氏(博士(日本文化)、元跡見学園女子大学教授)
夏目漱石は『吾輩は猫である』を書くと,雑誌『ホトトギス』に載せます。一回の読み切りのつもりが,予想外の反響で,連続執筆することになるばかりでなく,連載中に最初の本が出ました。以後,第二巻、第三巻と続きます。この人気は衰えることを知りません。『漾虚集』の初版が明治三十九年五月に出たとき,『吾輩』の訂正第六版の広告が載っています。漱石が死去すると, 大正七年には全集が,そして版権がなくなると,堰を切ったように,様々な出版社からの出版が相次ぎます。近年は文庫本がブームですが,その中には『吾輩』が忘れずに入っています。これらの本を目の前にしたとき,皆様はどれを手にしますか。一緒に選んでみましょう。


『吾輩は猫である』の文庫本をお持ちの方は、ご持参ください。

第30回は,35名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.247 部局ニュース p.24(掲載)

 


第29回 「『失われた時を求めて』と大聖堂」

 2013年7月9日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室 

語り: 加藤 靖恵 准教授(大学院文学研究科)
20世紀初頭のフランスでマルセル・プルーストが発表した長編小説『失われた時を求めて』の重要なテーマの一つが教会建築です。日常の風景の一部としての教会、書物の知識を駆使した鑑賞の対象としての中世建築、モネの連作を思わせる光に溶け込んだ建造物の印象派風の描写、そして小説の結末では、文学作品の構築過程が大聖堂の比喩とともに論じられます。  プルーストによる大聖堂の描写を読み解くうちに、ジョン・ラスキン、エミール・マール等、彼が愛読した数々の書物に,またそれらを通してさらに数多くの未知の書物へと私たちは導か れていきます。フランスの図書館での最新の調査成果も織り込みながら、大聖堂のように我々の前に巨大に聳えるこの小説の魅力に迫りたいと思います。


第29回は,33名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.243 部局ニュース p.16(掲載)


 


第28回 「うつほ物語の世界 ―平安朝の人間喜劇―」

 2013年3月5日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室 

語り: 大井田 晴彦 准教授(大学院文学研究科)
日本最初の長篇小説は何でしょうか?『源氏物語』ではありません。正解は『うつほ(宇津保)物語』という10世紀に書かれた物語です。霊力を秘めた琴を伝承していく一族の繁栄譚に、絶世の美女をめぐる男たちの求婚譚をからめていくことで初めての長篇が誕生しました。この物語には、ほぼ百年もの時間が流れており、数多くの個性的な登場人物たちが活躍します。恋あり冒険あり、涙と笑いもあって、話題も豊富です。物語の名場面をいくつか取り上げながら、この物語の魅力についてお話したいと思います。

第28回は,28名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.239 部局ニュース p.35(掲載)





 


第27回 「中国の生活マナー 今に生きる長幼・師弟の伝統」

 2012年12月11日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室 

語り: 森 正夫 名古屋大学・愛知県立大学名誉教授
このところのテレビや新聞の報道から、日本では、現代中国への違和感がまたにわかに高まり、かつてない空気が漂っています。長年中国史研究に従事し、日本と中国の分け隔てのない交流の前進を願ってきた者の一人として、毎日胸ふさがる想いでおります。  この初夏でしたか、市民の皆様の前で話してみないかと図書館からお誘いのあった時、お引き受けした契機の一つは、たまたま4月半ば、数年ぶりに北京と上海を所用で訪問した折に、バスや地下鉄の車内で、老弱者への人びとの温かいマナーに触れたことでした。それは、三十数年前にこれらの都市にはじめて長期滞在していた時と何ら変わっていません。あわせて想い出したのが、当時の大学の構内で日々目の当たりにしていた師弟間のマナーでした。そこには、日本で私たちの世代に語り継がれていた「三尺下がって師の影を踏まず」ということわざの世界が展開されていました。  これらのマナーは、何に由来するのでしょうか。そして今後も変わらないのでしょうか。報道の伝えるとげとげしい中国社会の目前の雰囲気とどう関わるのでしょうか。自分にもまだわからないところが多いのですが、皆様とともに考えてみたいと思います。

第27回は,27名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.236 部局ニュース p.17(掲載)

 


第26回 「音楽小説を聴く」 2012年9月11日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 青嶋 由美子 教授(豊橋創造大学)
お気に入りの小説に登場した音楽を、実際に聴いてみる―――経験した方は多いのではないでしょうか。近いところでは、村上春樹氏の『1Q84』でのヤナーチェク作曲『シンフォニエッタ』が随分と話題になりました。今回は、このように音楽が登場する小説ではなく、音楽がメインとなる「音楽小説」を、扱われた曲と共にご紹介してみようと思います。「音楽小説」という言葉の定義については、未だ確立されていないと思われますが、今回は音楽を奏する者と彼ら・彼女らによって奏される音楽がテーマとして扱われる作品としてみます。大河小説からライトノベルまで、様々なクラシック曲を「読んで」「聴いて」みませんか。

第26回は,22名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.233 部局ニュース p.13(掲載)

 


第25回 「百年前の世界一周―佐多愛彦『歐米大學之視察』を中心に―」 2012年6月5日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 吉川 卓治 教授(大学院教育発達科学研究科)
1912(明治45)年7月12日、大阪府立高等医学校(現・大阪大学医学部)の校長佐多愛彦はヨーロッパへと旅立ちました。イギリス、さらには北米大陸に渡り翌年6月4日に帰国します。世界をぐるりと一周しながら彼は多くの大学を訪れました。このことは日本の大学制度に新たな知見をもたらすことになります。彼は欧米の大学で何を見てきたのでしょうか。『歐米大學之視察』を中心にその足取りを軽やかにたどってみたいと思います。

第25回は,39名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.230 部局ニュース p.17(掲載)

 


第24回 「名古屋の噺本『按古於当世』」 2012年2月21日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 島田 大助 教授 (豊橋創造大学)
噺本は江戸時代に出版され続けた笑い話の本です。本の大きさ、挿絵のあるなしなどに違いはありますが、江戸時代を通じて出版され続けた点に、この本の魅力が示されていると思います。
名古屋の貸本屋大野屋惣八の印がある、名古屋出来の噺本『按古於当世』(文化四年)を中心にして、江戸時代の笑い話についてお話しします。

第24回は,26名の参加があり,終了しました。

 


第23回 「俳句とHAIKU」 2011年6月14日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 加藤 耕子氏 (俳人・国際俳句交流協会理事)
5・7・5 の17 文字で詠まれる俳句は、近世に発達した文芸として親しまれてきました。20 世紀初頭に欧米に紹介されて以来、俳句は各国に普及し、英語や各国語でも詠まれるようになってきています。 今どんな句か詠まれているのか、実例を挙げながらHAIKU の世界についてお話します。

第23回は,27名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.218 部局ニュース p.17(掲載)

 

 


第22回 「『老子』の誕生と歴史」 2010年11月30日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 神塚 淑子 教授(大学院文学研究科)
『老子』は『論語』と並んで中国古典を代表する書物であり、そこに説かれた「道」(タオ)の思想は日本人にも親しまれていますが、老子という人物と書物としての『老子』の成立は多くの謎につつまれています。20世紀の大発見である帛書『老子』と楚簡『老子』の出土によって明らかになった事柄を紹介するとともに、長い歴史の中で『老子』はどのように読まれてきたのか、主な『老子』注釈の特徴をお話しします。

第22回は,52名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.212 部局ニュース p.26(掲載)

 

 


第21回 「『酒飯論絵巻』に描かれる食物について - 赤米(あかごめ)を中心として-」 2010年10月26日(火) 午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 伊藤 信博 助教(大学院国際言語文化研究科)
『酒飯論絵巻』は室町後半の食事を描く文化資料として大変価値がある作品である。この絵巻には、手で米(籾と思われる)を枡に入れ、容量を計り、蒸し器らしき桶に移し変えていたり、二人の男が箸を使用して米を選別したりしている場面が描かれている。 この場合、何故米一粒毎を選別するのに箸を使用しているのであろうか。今回は、室町から江戸期にかけて記された「近世節用集」や文学作品に記される「大唐米」の糯種を中心に考察し、この場面の米が「大唐米」であり、蒸された米である事実を証明したいと考えている。
第21回は,39名の参加があり,終了しました。

「名大トピックス」No.211 部局ニュース p.21(掲載)

 


第20回 「古地図のなかの海域世界 -「海東諸国総図」と「混一疆理歴代国都之図」-」 2010年6月22日(火)午後6時~7時30分 中央図書館5階多目的室

語り: 高橋 公明 教授(大学院国際開発研究科)
地図とは、いうまでもなく、ある時代、ある地域、ある人々の地理的世界観を表現したテキストである。
そのようにして出来上がった地図は、繰り返し転写され、後世に伝わっていく。その過程で、その地図のある部分が切り取られて他の地図と合成されたり、あるいは逆に、他の地図がその地図と組み合わされたりして、新たな地図が生成されていく。現存する多くの古地図は、そのような過程を経て伝わったものである。
ここでは、1471年にはじめて木版印刷された朝鮮の『海東諸国紀』所収の「海東諸国総図」と、1470年から80年代にかけて作成された「混一疆理歴代国都之図」(龍谷大学図書館所蔵)をとりあげ、それぞれがどのような地図を合成して成立し、それがどのような朝鮮の政治エリートの世界観を反映したのかを検討し、かつ、どのように海域世界が描かれているのか考えてみたい。
配布資料(PDF) 第20回は,41名の参加があり,終了しました。
「名大トピックス」No.207 部局ニュース p.16(掲載)
「ふみよむゆふべ」これまでの記録


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