冊子体からデジタル版への検証

注:このベストプラクティスではGood、Better、Best、Aspirationalの分類を使用しています。

図書館が冊子体とデジタル版を比較する理由はいくつかあります。まず、特定の冊子体とデジタル版を比較することで、将来のデジタル化計画をより良いものにするという理由があります。また図書館は、状態の問題や書架スペースの必要性から、冊子体の除籍を検討し、デジタルサロゲートを求めるかもしれません。このベストプラクティスは、デジタルサロゲートの完全性と事実に基づいた描写を保証し、その冊子体の版の継続的な利用可能性を確保すべくより多くの情報に基づいた地域の収集決定を可能にするために、収集決定を行う際に重要なデジタル版の検証に焦点を当てています。なおシェアードプリントプログラムによって、冊子体の保存責任を撤回するための許容範囲が異なることに注意することが重要です。これらのベストプラクティスに従いたい会員は、事前に各シェアードプリントプログラムに相談してください。

このベストプラクティスは、シェアードプリントプログラムに対するベストプラクティスと、加盟館に対するベストプラクティスのセクションに分かれています。また、プログラムまたは加盟館が冊子体の除籍を行う場合と、単に冊子体とデジタル版を比較するだけの場合についても、セクションが分かれています。

このベストプラクティスは、シェアードプリントプログラムおよびその加盟館が、保存責任のある冊子体資料とそのデジタル版を照合するための方針および慣行を作成する際に役立てられることを目的としています。

プロジェクトベースであり、冊子体の除籍を考えない場合

以下は、除籍を主目的とするのではなくプロジェクトやその他の理由で現物の調査と比較が目的である場合に、加盟館に保存責任のある冊子体資料をデジタル版と比較するよう求める際のベストプラクティスです。

各レベルは、それ以前のすべてのレベルを満たしていることを前提とします。

プログラムが考慮すべきこと

Good

  • プログラムは加盟館に対し、特に希少本や破損している資料のデジタルサロゲートの品質を保証するため、冊子体コレクションとデジタルサロゲートの比較を行うことを推奨する。
  • プログラムは図書館に対し、デジタル版の目録を作成し、ローカルおよびネットワークシステムでそのレコード/メタデータを利用できるようにすることを推奨する。
  • プログラムは加盟館に対し、デジタル版の品質に関するいかなる問題についても、そのデジタル版の所有者に通知することを推奨する。

Better

  • プログラムは、特に希少本や破損している資料のデジタルサロゲートの品質を保証するため、冊子体コレクションとデジタルサロゲートを比較するプロジェクトを開始する。
  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタル版と比較するにあたり、信頼できるリポジトリ(JSTOR、CLOCKSS、HathiTrustなど)にあるデジタル版、または会員館がその保存を保証しているデジタル版と照合することを提案する。
  • プログラムは会員館に対し、ローカルの冊子体所蔵レコードにおける583フィールドに検証済みのデジタル版の情報を追加し、検証の詳細を含むように所蔵レコードを更新することを推奨する。この方法のテンプレートと手順については、「冊子体を除籍しない場合の583Action Noteフィールドの記述」のセクションを参照のこと
  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタルサロゲートと比較する際の、加盟館のための推奨ワークフローを開発する。
  • プログラムは加盟館に対し、ローカルでの作業中に見つかったさまざまな問題への対処に関するフローチャートを提供する。問題には、間違った資料がデジタル化されている、コンテンツが欠けている、テキストが遮られている、などがある。
  • プログラムは、デジタル版の品質に問題が発見された場合、加盟館がそのデジタル版の所有者にその問題を通知することを義務付ける。
  • 冊子体からデジタル版への検証に続いて、プログラムは、加盟館がデジタル版の所有者に情報提供を行い、その資料の状態評価に関するメタデータを補強するよう要請すること、または加盟館に代わってプログラムが補強することを求める。

Best

  • プログラムは、特に希少本や破損している資料のデジタルサロゲートの品質を保証するため、冊子体コレクションとデジタルサロゲートを比較するプロジェクトに資金を提供する。
  • プログラムは会員館に対し、ローカルの冊子体所蔵レコードにおける583フィールドに検証済みのデジタル版の情報を追加し、検証の詳細を含むように所蔵レコードを更新することを求める。「冊子体を除籍しない場合の583Action Noteフィールドの記述」のセクションを参照のこと
  • 冊子体からデジタル版への検証プロセスの一環として、プログラムのMOUまたは方針に、加盟館が自分たちの持つ現物の方が品質が良い(すなわち、状態が良い)、または自分たちの持つ現物が現在のデジタル版を向上させることができると確認した場合、デジタル版の所有者に連絡し、修正または再デジタル化するよう要請することを明記する。
  • プログラムは、シェアードプリント対象資料のデジタル化を促進するためのプロセスやステップ、またはそのための信頼できるリポジトリとのパートナーシップも有している。
  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタルサロゲートと比較する際の明確なガイドラインと、加盟館のための標準化されたワークフローを開発する。
  • プログラムは加盟館に対し、標準化されたワークフローを用いて、さまざまな問題への対処に関するフローチャートを提供する。問題には、間違った資料がデジタル化されている、コンテンツが欠けている、テキストが遮られている、などがある。

Aspirational

  • プログラムは、デジタル版の品質に関する通知を受けた後、デジタル版の所有者と協力し、シェアードプリントプログラムまたはプログラム加盟館から提供された修正を反映させる形でデジタルオブジェクトを更新する。またデジタル版の所有者は、デジタルオブジェクトを修正できない場合、特定された問題および将来の是正措置が必要な問題を含むようにメタデータを補強することが求められる。
  • デジタル版の所有者は、デジタル版が冊子体と照合して検証されていることに気付いた場合、メタデータにそのことに関する注釈を含めるべきである。

加盟館が考慮すべきこと

Good

  • 加盟館は、特に希少本や破損している資料のデジタルサロゲートの品質を保証するため、冊子体とデジタルサロゲートを比較し、シェアードプリントプログラムを支援する。

Best

  • 加盟館は、特に希少本や破損している資料のデジタルサロゲートの品質を保証するため、冊子体とデジタルサロゲートを比較するプロジェクトに参加する。
  • 加盟館は、自分たちの持つ現物の方が品質が良い(すなわち、状態が良い)場合、デジタル版の所有者に連絡し、修正または再デジタル化するよう要請するか、プログラムに代行を依頼する。

加盟館は、所蔵レコードの583フィールドに完全性のレビューを記述することによって、アクションを要約し、特定されたギャップを報告するよう、ローカルメタデータを更新すべきです。この方法のテンプレートと手順については、「冊子体を除籍しない場合の583Action Noteフィールドの記述」のセクションを参照のこと

冊子体の除籍を考える場合

以下は、保存責任のある冊子体資料を除籍する何らかの理由(例:状態が悪い、書架スペースの取り戻し、蔵書管理など)が生じた場合、その資料とデジタル版を比較することを会員館に求める際のベストプラクティスです

各レベルは、それ以前のすべてのレベルを満たしていることを前提とします。

プログラムが考慮すべきこと

Good

  • プログラムは、保存責任のある冊子体のデジタル版がオープンアクセスであり、ローカルおよびグローバルのシステムで発見可能であることを推奨する。
  • プログラムは、保存責任のある冊子体とデジタル版とを比較しその品質に問題があることが判明した場合、会員館がデジタル版の所有者にその問題を通知することを推奨する。

Better

  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタル版と比較するにあたり、信頼できるリポジトリ(JSTOR、CLOCKSS、HathiTrustなど)にあるデジタル版、または会員館がその保存を保証しているデジタル版と照合することを提案する。
  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタルサロゲートと比較して除籍を検討する際の、加盟館のための推奨ワークフローを開発する。
  • プログラムは加盟館に対し、ローカルでの作業中に見つかったさまざまな問題への対処に関するフローチャートを提供する。問題には、間違った資料がデジタル化されている、コンテンツが欠けている、テキストが遮られている、などがある。
  • 冊子体からデジタル版への検証に続いて、プログラムは、加盟館がデジタル版の所有者に情報提供を行い、その資料の状態評価に関するメタデータを補強するよう要請すること、または加盟館に代わってプログラムが補強することを求める。
  • シェアードプリント対象資料が除籍されデジタル版に置き換えられる場合、プログラムは加盟館に対し、ローカルの検索システムからデジタル版へのアクセスを提供するよう依頼する。

Best

  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタル版と比較するにあたり、信頼できるリポジトリ(JSTOR、CLOCKSS、HathiTrustなど)にあるデジタル版のみと照合することを義務付ける。
  • 冊子体からデジタル版への検証プロセスの一環として、プログラムのMOUまたは方針に、加盟館が自分たちの持つ現物の方が品質が良い(すなわち、状態が良い)、または自分たちの持つ現物が現在のデジタル版を向上させることができると確認した場合、デジタル版の所有者に連絡し、修正または再デジタル化するよう要請することを明記する。
  • プログラムは、シェアードプリント対象資料のデジタル化を促進するためのプロセスやステップ、またはそのための信頼できるリポジトリとのパートナーシップも有している。
  • プログラムは、保存責任のある冊子体資料をデジタルサロゲートと比較して除籍を検討する際の、加盟館のための明確なガイドラインと標準化されたワークフローを開発する。
  • プログラムは加盟館に対し、標準化されたワークフローを用いて、さまざまな問題への対処に関するフローチャートを提供する。問題には、間違った資料がデジタル化されている、コンテンツが欠けている、テキストが遮られている、などがある。
  • シェアードプリント対象資料が除籍されデジタル版に置き換えられる場合、プログラムは、すべてのプログラムの会員がそのデジタル版にアクセスできることを義務付ける。
  • シェアードプリント対象資料が除籍されデジタル版に置き換えられる場合、プログラムは加盟館に対し、ローカルの検索システムからデジタル版へのアクセスを提供するよう要請する。

Aspirational

  • プログラムは、デジタル版に切り替えられて除籍となった資料の数を追跡し、その情報を公開する。
  • プログラムは、デジタル版がシェアードプリント対象資料の代替となる場合、プログラムの全利用者にデジタルアクセスが提供されるよう交渉する。
  • デジタル版の品質に関する通知を受けた後、そのデジタル版の保有者は、シェアードプリントプログラムまたは加盟館によって提供された修正を反映させる形でデジタルオブジェクトを更新する。

加盟館が考慮すべきこと

Good

  • 加盟館は、保存責任のある資料を除籍する前に、代替となるデジタル版が存在するかどうかを確認すべきである。

Better

  • 加盟館は、保存責任のある資料を除籍する前に信頼できるリポジトリにデジタル版があることを見つけた場合、そのデジタル版を検証する。
  • 加盟館は、自分たちの持つ現物の方が品質が良い(すなわち、状態が良い)場合、デジタル版の所有者に連絡し、修正または再デジタル化するよう推奨する。

Best

  • 加盟館は、保存責任のある資料を除籍する前にデジタル版がないとわかった場合、その資料をデジタル化すべきである。

Aspirational

  • 保存責任のある冊子体資料をデジタル版に置き換えるためにデジタル化を行う加盟館は、そのデジタル化した資料を信頼できるリポジトリに置くべきである。
  • デジタル版の品質に関する通知を受けた後、そのデジタル版の保有者は、シェアードプリントプログラムまたは加盟館によって提供された修正を反映させる形でデジタル版のレコードを更新する。

冊子体を除籍しない場合の583Action Noteフィールドの記述

検証済デジタル版の場合

以下の様式で、所蔵レコードの583フィールドに情報を入力します:

  • 様式:583 $a validated digital version $3 [digital owner] [digital format] $n [number of images] $o digital images $c [date] $f [program] $j [OCLC symbol] $i [method] $l [status] $z [note] $u [url]
  • 記入例:583 $a validated digital version $3 HathiTrust pdf $n 288 $o digital images $c20221012 $f EAST $j SNN $i scrolled through pdf $l complete $z image 8 (p.2) skewed $u https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=uc1.31970006038308&view=1up&seq=1

完全性を検証した資料の場合

以下の様式で、所蔵レコードの583フィールドに情報を入力します:

  • もし問題がなければ、完全性を検証したということが記録されていれば十分です:
    • 様式:583 $a completeness reviewed
    • 記入例:583 $validated digital version
  • 記録に残しておくべき問題があった場合は、以下のように入力してください。
    • 様式:583 $a completeness reviewed $l [Condition or state of the described materials.Suggested use is to include status terms to report evidence of missing units, binding anomalies, or reprints] $z [A note pertaining to an action on an item that is displayed to the public. Suggested use is to add a public note to specify gaps and missing materials]
    • 記入例:583 $a completeness reviewed $l missing volumes $z Vols 32-35 are not bound with other items

事例

2013年、ウィスコンシン大学マディソン校は、コレクション管理における意思決定を支援するため、電子媒体のカバー範囲を検証するプロセスを構築しました。現在では使われなくなっていますが、プロセスの概要について以下に示します。 キャンパスの蔵書構築計画で述べられているように、キャンパス内の図書館は、ユニークなコンテンツを可能な限り保持することとしており、冊子体は歴史的および将来の研究目的のために引き続き重要な役割を果たしています。とはいえ、図書館スペースを拡張したり、別の目的のために作り替えたりする余地を確保しながら、私たちのコレクションの知的コンテンツへのアクセスを保証するため、電子媒体を優先して冊子体を除籍することを決める場合もあります。この文書はこうした決定の指針となるものであり、本学のプロセスにおける重要なステップである雑誌及び図書の電子媒体の検証に関する情報が含まれています。包括的なものとなるように心がけましたが、すべての可能性を捉えることはできないと認識しています。

この文書は、除籍する候補としてフラグが立てられた資料の電子媒体のカバー範囲を検証する際に使用すべき、一般的なガイドラインです。除籍の決定プロセスとワークフローに関する詳細な手順は、除籍の文書に記載しています。

電子媒体を優先して除籍する冊子体の基準:

冊子体の除籍を検討する前に、当該資料が次の基準を満たしていることを確認すること、チェックリストに従って検証を完了させておくことが必要です。

  1. 完全性:電子資料は、ローカルカタログ内のリンクを使用して、完全性が評価されていなくてはなりません。各資料について、ページレベルの検証を行うよう合理的な努力をすることをおすすめします。その場合、ページが著しく欠落していないか(これはページレベルの検証とは別ですが)、セクションが削除されていないかなどを、各機関の裁量で確認してください。

    1. 雑誌の場合:電子媒体に冊子体と同じ巻号が不足なく含まれているかどうかを確認してください。電子媒体には、冊子体に掲載されているすべての論文、編集者へのレター、告知、付録、図、表、索引、会議録が含まれていなければなりません。広告も含まれていたほうが望ましいですが、必須ではありません。
    2. 図書:電子媒体に冊子体と同じ章、索引、図、表、目次が不足なく含まれているかどうかを確認してください。
  2. 画像、図、写真の質:これらが電子媒体において、読みやすく、アクセス可能な形式で表示されている必要があります。画像やその他の図は、冊子体と比較する必要があります。抽出検査を含め、合理的な努力をすることをお勧めします。画像がユーザーのニーズを満たすのに十分であることを保証するため、次の3つの質に関する基準が使用されます:

    1. 許容できる:電子媒体の画像の質は、冊子体の質と同等かそれ以上である。
    2. 疑義あり:電子媒体の画像の質は、許容できる場合とできない場合がある。図書館員は、教員または臨床専門家と相談して、合理的な判断を下す。
    3. 悪い:電子媒体の画像の質は許容できない。この場合、出版社が基準を達成するように適切な改善を行うまで、冊子体は保持されます。出版社に報告すべき電子版の問題が見つかった場合は、控えておいてください。どの図書館からの報告であっても、出版社への報告はGLSオンライングループが実施・判断します。必要に応じて、適切なライセンスを持っている図書館に転送します。
  3. アクセスに関する契約条件:冊子体の除籍を検討する前に、デジタル保存と永久アクセスに対する出版社との契約条件を確認する必要があります。どの場合であっても、UWに永続的なアクセスが許可されており、必要に応じてコンテンツを現在の技術に移行するという契約条件について明記された、出版社との署名済みライセンスがなければなりません。出版社/ベンダーは、図書館が購入したコンテンツの全巻号について、許容可能なインターフェースを通じて安定した電子アクセスを確保する必要があります。出版社が将来廃業した場合、または購入したコンテンツのサポートを停止した場合、他の出版社/ベンダーまたは信頼できるサードパーティーがコンテンツを提供するという規定が設けられていなければなりません。ウィスコンシン大学マディソン図書館で許容できるサードパーティーの例としては、Hathitrust、Portico、LOCKSS、その他の持続可能なダークアーカイブがあります。安定したデータソースへのアクセスの代わりとして、出版社/ベンダーがジャーナルコンテンツのローカルファイルを図書館に提供することは認められていません。ジャーナルがアグリゲータデータベースに収録されていたとしても、安定したデータソースの代替としては受け入れられません。上記の基準について判断するには、ライセンスリソースユニットと協力してください。)

  4. 発見可能性:ローカルカタログとOCLCのすべてのイテレーションで電子媒体が発見可能であること、およびカレント購読契約とバックファイルの両方についてカタログと所蔵情報が可能な限り完全であることを確認してください。

次に、コレクション管理者が追跡決定の目的で提出するためのチェックリストは以下の通りです。このチェックリストには、以下のような情報が含まれていました。

  • 図書
    • (空白)
  • 雑誌
    • 雑誌のタイトル
    • ISSN
    • 書誌番号
    • OCLC番号
    • 除籍年数
    • 図書館の配置場所と請求記号
    • 完全性:
      • 不足しているページがないか確認した-はい/いいえ
      • 全ての巻号が電子化されている-はい/いいえ
      • 電子媒体にすべてのコンテンツが含まれている-はい/いいえ
      • 電子媒体に広告が含まれている-はい/いいえ
    • 電子媒体の品質:
      • 電子版は判読可能か-はい/いいえ
      • 質の基準-疑義あり/許容できる
      • 疑義ありの場合、教員との協議は行ったか
    • アクセスに関する契約条件:デジタル保存と永久アクセスに対する出版社の責任や、資料が信頼できるリポジトリに保持されているかどうかを説明
    • 発見可能性:
      • ローカルカタログで検索可能か-はい/いいえ
      • OCLCで検索可能か-はい/いいえ
    • コメント

2019年7月、HathiTrustの品質保証および標準ワーキンググループは、高品質のメタデータスキーマを追跡し、高品質のデジタルコーパスを確保するための内部メカニズムを開発しました。スキーマには、次のような追跡項目が含まれていました。

  • HT IDまたはハンドルURL
  • 品質ステートメント
  • 欠落ページ-問題が検出されなかった、問題が存在しなかった、問題がないことが確認されたなど。
  • 折り込み図-すべての画像がある、画像がない、一部の画像しかない、折り込み図が存在しないなど。
  • 物理的な問題-破れ、ページの欠落、乱丁、障害、その他、欄外書き込みありなど。
  • 読みやすさの問題-文字がかすれている、文字が空白になっている、裏抜け、綴じがきつい、切り取られている、折り返しなど。
  • 構成の問題-ページの順序、空白ページ、重複ページ、障害、逆さま、OCRなしなど。 構成に関する記述

更新されなくなりましたが、JSTORの「何を除籍するか」の説明とツールは、JSTORタイトルの電子媒体が保存基準を満たすかどうかを判断するにあたり、以下を確認することを提案しています:

  • ジャーナルタイトル
  • 追加タイトル(書籍のタイトル)
  • 電子媒体のOCLC番号
  • 冊子体のOCLC番号
  • 冊子体のISSN
  • シリーズ
  • パート
  • 出版日
  • ページ数
  • タイトルのページ番号
  • 画像の割合(推定)
  • カラー画像
  • 写真
  • プレート
  • その他の画像
  • ページ、カバー、折り込み図などの欠落
  • スキャンされた表紙
  • スキャンされた裏表紙
  • 追加ページ
  • リプリント
  • 製本パターンのバリエーション
  • 乱丁
  • 酸性紙
  • アルカリ紙
  • 脆い紙
  • 色あせ
  • 変色
  • ハイライト/アンダーライン
  • 虫害
  • 綴じがゆるい(ページ、カバー、製本)
  • 書き込み
  • かび
  • テキストブロックが不明瞭
  • 再製本
  • 不十分な自家製本
  • 不十分な修理
  • 十分な修理
  • 綴じがきつい
  • 破れあり
  • 反り/しわ
  • 黄色/茶色のページ
  • スキャン日
  • 印刷アーカイブ日
  • 完了

最終更新:2022年12月


原文:https://sharedprint.org/best-practices/print-to-digital-validation/